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熱風ヒータ専用コントローラ

ブログ2018/12/16

熱風ヒーター用のオールインワンなコントローラ FCM-NR が完成した。 
画期的なデジタル流量制御技術に加え、マイコンを最大限活用することにより高機能と低コストを実現している。ここに至るまでの開発ストーリはここを参照

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2つの熱風モード(熱風温度,エアー流量)を持つ事ができ、それを切り換えて使用できる。それ以外のモードは停止と冷風がある。これらはパネルのプッシュボタンで簡単に順不同で選択できる。それに加え、外部制御でこれらを切り換える事もできる。今後は熱風ヒータを使う人は必ずこのコントローラが欲しくなるだろう。

  • FCM-NRはマスフローコントローラ機能と熱風温度調節機能を組み合わせたもの。
  • 設定範囲 : エアー流量→5~100L/min. 熱風温度→常温~1200℃
  • 対応する熱風ヒータの機種: 定格電圧→100~240v, 定格電流→10A-max. 
  • 熱風の流量と温度を2組設定可能(Heat1,Heat2)で、それを切り換えて使用できる。例えば低流量で待機させておいて、必要時にのみ大流量に切り換えるとか、低温度で予熱してから高温熱風で仕上げるなどの使い方が可能 
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使い方はかんたん。まず下記の手順で接続をします。 

①コンプレッサーからのレギュレータ,フィルターを通した綺麗なエアーを
    接続する。(φ6樹脂チューブ)

②熱風ヒータへエアーを接続する。(φ6樹脂チューブ)

③ヒータからの熱風温度センサ(熱電対)を接続する。④ヒータからの電源
    リード線を接続する。 

⑤電源を接続する。(100v~240v 12A以上)
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次に運転操作です。右にある4つのプッシュボタンで4種類の状態を自由に切り換え可能です。順序はなく任意に選択が可能です。             

①停止(Stop):停止状態です。ただしヒータの保護のため、熱風ヒータが高
    温のあいだは最低流量のエアーを出し続けます。

②冷風(Cool Air) 常温のです。冷風が欲しい時や、高温の熱風ヒータを急い
    で冷却したいときに使用します。流量は任意に設定で きます。

③加熱①(Heat1)  表示下段に設定した数値(熱風温度,エアー流量)が表
    示さ れ、この数値になるようにヒータがコントロールされます。その時の実
    際の熱風温度,エアー流量は表示器の上段に表示されます。

④加熱②(Heat2) 表示下段で設定した数値が表示されており、この数値
    になるようにヒータがコントロールされます。上記では熱風温度750℃,
    エアー流量60L/min.に設定されています(表示の下段)。表示の上段は実際の
   ヒータの状態です。747℃で59.6L/m  運転中であることを示します。設定
   値との間には多少の誤差あり

 ※このコントローラの熱風温度設定は1200℃でもできますが、現在の所、
       その温度を連続的に出せる熱風ヒータはありません。現在のところ超高
       温対応タイプでも1100℃程度です。また高温に設定するほどヒータの寿
       命が短くなりますので、必要以上に高い熱風温度には設定しないでくだ
       さい。更に詳しい情報はフィンテックのWebページをみてください。

   

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